あるYouTube動画を観ていて、宗教について深掘っていたいたので、自分なりに思うことを少々。
旧統一教会問題など、今、巷では宗教についてさまざまな論評が飛び交っていますけど、僕なりの宗教の見解ってものがあって。
なぜ人は宗教にハマるのか。
みたいなことについてなんですけど。
宗教っていうのは、人にとっての
道徳的なよりどころ
っていうことだろうなと思っていて。
これは僕が高校生の時に「きっとそうなんだろうな」って思ったことで今も変わらない見解なんですが。
生きるっていうことは、日々、何が正解かわからない複雑極まりないことだらけだし、何のために生きているのかだとか、考えれば考えるだけ出口のない迷路に迷い込んでしまうような感覚になるし。
そんな若干精神が病みつつある時に、腹落ちする説経みたいなもので自分の中にはっきりした「みちしるべ的もの」ができると、人は生きることが「楽」になるんじゃないかって。
だからハマるんじゃないかって。
人生の目的みたいなものを明確にもっている人って意外なほど少ないはずで、そういう自分に悩んでいる人も意外と多いんじゃないかなって思います。
そういう人が、日々のやることなすことの目的ができるってことは、簡単で楽なことだから、ついのめり込んでしまってもおかしくないというか、理解できるというか。
仕事などでも、明確な目的とそのための必要な明確な作業を与えられると非常に「楽」じゃないですか。
それにマインドが伴うということがどれだけその人の生きやすさに関わってくるかということは想像するに容易いなって思います。
こうすることが正しいのです。
そのためにはこうすることが必要です。
あなたがこの世で与えられた役割はこういうことなのです。
なーんて魅力的なカリスマに自分の心の真ん中をくすぐられたら、つい、ハマってしまうものなのかもしれませんね。
世の中迷える子羊だらけですから、自分に「気づき」と「道標」を与えてくれたら、それにすがっていることに幸せを感じてしまうものかもしれませんし、与える側は教祖様になれちゃうんでしょうね。
日本人は「宗教」と聞くとアレルギー反応を起こす人が多いとは思いますが、海外では逆に
「宗教教育がない日本人はどのように道徳を学ぶものなのか」って疑問に思うようですよ。
まあ、「宗教」って言っても、キリスト教や仏教のような馴染みやすいものからカルトまで様々なので、
ひとくくりに説明できるものでもないんですけど。
人を救うものもあれば、人を利用するものもあるんでしょうね。
【新装版】日本人のための宗教原論 あなたを宗教はどう助けてくれるのか:Amazon
カルト宗教信じてました。:Amazon
宗教2世:Amazon
コメント