ネズミ捕りはなぜ許されるのか

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ネズミ捕りはなぜ許されるのか。
「隠れてやりやがって。」
「汚いマネしやがって」
「ポイント稼ぎしやがって。」
「見えるところで未然に違反を防止する方が重要じゃないか。」
って、一度でも思ったことはあると思います。
そう思うか思わないかで、単純にアンケートを取ったら、かなりの割合を占める考え方なのでしょうかね。

フラットに考えてみてください。
科学的に考えてみてください。

警察って何人いるのですか。
例えば、福岡県警。
1万2,000人くらいでしょうか。

福岡に交差点って何個ありますか。
1万2,000個以下でしょうか。

各交差点に1人ずつ警察官を配置しますか。
全ての違反を防ぐためにはそれくらいしないと公平じゃないのではないでしょうか。
場所を選定しますか。
多大な時間と労力を必要とすると思います。

費用対効果はどうでしょうか。

自治体の予算で警察行政は回っています。

限りのある警察官の人数を全交差点に投入することって国民が求める警察の使い方でしょうか。
警察官を1人その場所に配置して勤務させるのにも費用がかかりますよね。
費用とその効果を検討した時、国民投票でもしてみたら、誰がやれといいますでしょうか。

さて、「警察がどこで取締りをしているか分からない。隠れて取締りしているからね。つかまりたくないし慎重に、、、。」の効果って絶大ではありませんか❓
少ない警察官の数で見えない違反防止に効果抜群ですよね。
費用も最小限です。

警察っていうのは、理に適わないことさせるような組織ではありません。
公的な機関ですから。お国もバカじゃありません。
警察官個人で見れば正しくないことをする人間もいるかとは思いますが、オフィシャルにやっていることは正しいことばかりだと思います。

そのような理に適ったことを真摯に取り組んでいる警察官は、取締りを受けた人から罵倒され、呆れられ、嫌われるのです。
人から承認されず、嫌われるということは怖いことですし、極めてストレスがかかることです。

それでも、業務の必要性を信じ、自分が直向きに業務を邁進すれば、世の中の治安が良くなると、自分の仕事を信じて、グッと堪えて、また、地獄へと飛び込んでいくのです。

どうでしょうか。皆さんは納得できませんか。

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