ちょっと頭と目に不安があったので病院へ行ってきました。
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ある休み。車を運転していると突然左目が見えなくなりました。
視界の外から徐々に見えなくなっていく感じです。
「ぼやける」とかのレベルではなくて、3分間くらいかけて徐々に視界が狭くなって、最終的には全く見えなくなりました。
片目だけです。
流石に「何これ。こわいこわい。」となって焦りましたが、5分くらい経つと、今度は視界の真ん中からゆっくり視界が戻っていき症状が治りました。
僕は元々前兆のある「片頭痛」持ちなのですが、片頭痛の時に必ずくる「閃輝暗点」とは全く違った症状だったので、流石に心配になって病院へ行ってきました。
ネットで調べてみると「脳梗塞の前兆」とか、「直ちに病院で受診してください」とか書かれていたので、仕事の休みをもらって行ってきました。
まずは脳外科。
MRIを撮りましたが、頭や首の血管に異常はなし。
ただ、症状を詳しく説明したら先生も少し心配だったのか、「紹介状を書くので眼科でも見てもらってください」と。
ついで眼科へ受診。
目の血管の写真を撮ってもらいましたが、これまた異常なし。
ただ、原因がはっきりしない分、脳梗塞の疑いも拭いきれないから、眼科の先生も慎重になったのでしょう。
ある有名な先生の名前を出して、一応その先生に診てもらうのもいいかもしれません。と。
頭や目の血管に異常がなければとりあえず一安心だったのですが、20年以上の付き合いである「片頭痛」の治療もこれまでなあなあにしていたので、せっかくだから決着をつけようと思って、ある権医を頼って街中にある有名な病院を受診してきました。
で、結論は経過観察。
エコー検査やら眼底写真を撮ってもらったりしましたが、異常は認められないそう。
先生は、問診の結果から「一過性の黒内症状か網膜偏頭痛発作でしょう」という見解を話してくれました。
一過性の黒内症というのは、首の血管にある血栓が目の毛細血管に詰まって血流がなくなり見えなくなるやつだそう。ただ、血栓は時間とともに血流で溶けて消えるので、短時間で症状は回復するとの説明でした。
僕的にも「ポイなあ」って感じです。
それと先生は「もしくは網膜偏頭痛の発作の可能性もあるかも」ということでした。
原因などはイマイチよくわかっていない模様ですが、網膜の血管が痙攣してそのような症状が発症するというもの。先生は「片頭痛持ちならその可能性も十分あるかな」ということです。
ただ、網膜偏頭痛は一度学会で症例として発表されたものの、その後取り上げられなくなったものだそうで、現在は研究されたりしていないため、オフィシャルな病気ではないとのことでした。
だから原因の追求や治療法の研究なども行われていないのだと思います。
で、いずれにしても、症状がないときにいくら検査しても検査の結果は「異常なし」になってしまうと。
僕も「そりゃそうだ」と納得はできましたけども、結局、解決はしませんでした。
ただ、先生はとても信頼できそうな先生でしたし、病院の仕組みやスタッフのポテンシャルも非常に高く感じる良い病院でした。
「一応2週間後にもう一度来て経過を教えて」と先生自ら次の予約を入れてくれて、さらに「一応脳内科の先生にも相談してみて」と、これまた先生が自らそっちも予約をしてくれました。
症状について、これは僕の主観ですけど、多分、今回の目の症状についてもストレスが起因している感じがします。
片頭痛もきっとそうです。
内臓系疾患で言えば、糖尿、高血圧、心臓病などが脳梗塞やら黒内症やらの原因にあるようなのですが、毎年受けている健康診断で今まで1度も引っかかったことがない内臓系無敵の僕なので、それらの線は皆無と言っていいと思います。
なので、おそらくストレス性なのでしょう。
ストレスが頭の血管の収縮に影響して発症することも多い模様です。
心当たりも大ありですし。
あと、タバコと水分不足ですかね。
タバコは完全に良くない模様ですし、水分補給を怠ると血流が悪くなるそうです。
心当たり大ありです。
短い期間で3つも病院を梯子して大変消耗しましたけど、しっかりと向き合って考える時間にもなりましたので、完全にスッキリはしませんでしたが、原因や改善策が少し見えてきたきがします。
同じような症状で悩んでいる方もいると思います。
何かの参考になれば幸いです。
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