夢を持つことって大事だなって話

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 夢を持つことが重要である。
 こんな話はおそらく皆さんも分かっていると思います。
 しかし、周りを見渡してみて、世の中、明確な夢を持っている人ってそんなに多くないのではないでしょうか。
 少なくとも、僕の周りには、自分の夢を熱く語る人や夢を持っているんだろうなと思える人ってひと握りしかいない様な気がします。


 夢を語るって気恥ずかしいことかもしれません。
 夢って現実的じゃないからかもしれません。
 それでも、人生の明確なビジョンを持っている人って、生き生きしていますし、何やらパワーを感じるものです。
 その様な人って、生きていて楽しそうなのです。
 周りの人と環境が同じでも、モチベーションや充実感が段違いに高いのです。

 夢を持つって楽しく生きるということなんだと思います。

ビジョンが無いことの辛さ

 僕は、10代のころ、明確な将来の夢ややりたいことがありませんでした。
 ボワッと「どんな人でありたい」みたいな抽象的な人生のビジョンみたいなものはありましたが、では具体的に何をしてどうするのかを全く考えていませんでした。
 お陰さまで、未だに、自分が本当にやりたいことっていうものが曖昧で、今の仕事を始めて15年は過ぎたのにも関わらず、3年に1回は「このままこの仕事を続けていていいのか?」を考え、悶々とすることがあります。

 夢には大小あると思いますが、例えば、自分が今やっている仕事について、何か明確なビジョンがあるかどうかで考えてみます。
 大抵の人は、人生の3分の1は仕事をしています。
 「僕は、仕事は収入源としてやっているだけなので、ミスなく無難にこなして、プライベートを充実させればいいんだ」という働き方をしていたとします。
 となると、仕事には決して夢中になんかなれませんし、仕事の時間は辛いだけの時間になります。
 「人生の3分の1の時間が辛いだけの時間」です。
 僕は、どうせなら常に充実していたいです。

夢を持つタイミングはいつでもいい

 夢や目的を持つタイミングはいつでもいいのだと思います。
 思いついた時でいいし、後から変わってもいいのだと思います。
 夢や目的が出来れば、思考や行動が一本化できて、日々の細かい出来事も、その「夢や目的」を達成させるために自分がどうすれば良いのかが明白になって、自分にとっての最善の行動を直ぐに選べる様になります
 すると、何やら自信も湧いてきて、態度や表情にも現れて、周りからもきっと魅力的に映って見えるはずです。 

子供が語る夢を否定しない

 子供の「何になりたい」「何をしたい」を否定しないほうがいいと思います。
 言葉に出さなくても微妙な態度を取るのもNGだと思います。
 子供は非現実的なことを簡単に言葉にしますし、コロコロ内容も変わります。
 現在多くの親は、子供が「YouTuberになりたい!」と言ったら、否定的な態度を取るのではないでしょうか。
 親は、自分の経験則で判断しがちです。
 でも、本当に叶わない夢だということを「本当に」分かっているのでしょうか。
 自分の経験則が本当に正しいのでしょうか。
 自分の範疇外のことを子供にさせたくないという親のエゴの様にも思えます。
 当然ですが、子供は、今は子供でもいずれ大人になり親を越えていくもので、少なくとも僕はそうあって欲しいと思っています。
 そして親だって常に成長途上です
 ですから、親が自分のキャパに子供を押し込めようとするということは、月並みな言い方ですが、子供の可能性を押さえつけることになるかもしれないと思います。
 応援してあげることが重要だと思います。
 自分に理解できないことであれば、そうなるためにどうすれば良いのかを子供の為に勉強してもいいわけです。
 子供の夢はコロコロ変わるので、自分が勉強したことが子供にとって不要になるかもしれませんが、いずれ必要になる知識かもしれませんし、無駄にはならないはずです。
 意味のない知識なんてこの世にはないと思います。

夢は多くたっていいし変わってもいい

 子供も大人も、夢はいくつあってもいいし、コロコロ変わってもいいと思います。
 見つけることが大事なのだと思います。
 大小常にやりたいことがあるっていうことが幸せなのではないでしょうか。
 そして、周りの人が夢をもつことを応援しましょう。
 自分にとってやりたいこと、なりたいものがコロコロ変わる内に、コレという夢が見つかるかもしれません。
 夢を持つことを諦めていたら、日々時間だけが過ぎていくだけで、充実した生活は手に入らないと思います。
 子供の教育や社員などの教育も、夢や自分がどうありたいのかというビジョンをもってもらうことが非常に大事だと思います。

 夢というのは利己的でありかつ利他的なものだと思います。
 世の中の人が皆、夢をもって充実した人生を送ることができれば、きっと世の中はもっと平和的で明るいものになってくれると思いますし、僕はそう願っています。

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