学問のすゝめ

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そうです。福沢諭吉「学問のすゝめ」のことです。

混じりっ気なしです。


学問のすゝめ (講談社学術文庫)
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いや、「学問のすゝめで福沢諭吉が伝えたいことを紐解く」とかそういうことでもないんです。

今、檜谷昭彦現代語訳版の学問のすゝめを読んでいて、「なるほど、これは良書だ」と思ったので。

 

日本人として、市民と行政との関係性や、政府との向き合い方だったり、生き方だったり、その様なことに対して学問の大切さをこれでもかというほど深掘って解説してくれる本です。

諭吉先生はかなり厳しめの言い方で語りかけてきます。

中国の伝説的思想家「孟子」の教えや日本の伝説的美学「忠臣蔵」をバッタバッタ切り捨てます笑

 

僕が読んでいるこの現代語訳版は非常に読みやすく、かなりスッと入ってくる感があります。おすすめです。

福沢諭吉は明治の人ですけど、僕的には斬新で、新しい気づきを沢山得られています。

 

何の気なしに、歴史的良書と呼ばれているこの「学問のすゝめ」を読んでみようかなと思って買ってみたのですが、僕は、この本の前に新渡戸稲造の「武士道」を読んでいたことに気づき、「あ、1万円札と1つ前の5千円札の人の本を立て続けに読んでるじゃん」と思って少しおかしくなりました。笑

でも、この「学問のすゝめ」も「武士道」もそうですが、札になるくらいの人が書いている本は本当に素晴らしいもので、「札になる人ってやっぱりすごい!」と腹落ちした次第です。

 

本当に本質的なことを書いているなと、僕みたいな学のない人間でも感銘を受けてしまいました。

やっぱり日本のレジェンドたちですね。

 

ここまできたなら、次は「吾輩は猫である」に手を出すしかないかなと思っている今日この頃でした。

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