偏頭痛(片頭痛)の対処法について

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僕の場合強烈なので、対策などを共有します。

引用:wikipedia

上の絵は偏頭痛の前兆で見える人は見える「閃輝暗点」という症状です。

非常に的確な絵です。ゾッとします。

 

症状について

偏頭痛とひと言で言っても人によって症状は様々のようですが、僕の場合、

前兆(閃輝暗点)→視界が元に戻るにつれての頭痛→吐き気を伴うほどの激しい頭痛

というローテです。

 

もうかれこれ20年以上の付き合いになるので、僕なりの対処法なども確立していますが、いずれにしても前兆が来たときの絶望感は半端ではありません。

過去に脳神経外科(地元では屈指の脳外へ2か所ほど行きました)へ行って精密検査を受けましたが、脳や血管に異常はなく「偏頭痛」と診断されました。

直接的な治療法は特になく、発作時の「痛み止め(偏頭痛用の薬があります)」が処方されました。

発症の原因については未だにはっきりとしないようですが、症状の原因は血管の伸縮に伴う「炎症」ということです。

一度、先生に相談して毎日飲む薬(血管の伸縮を抑えるために血管を広げておく薬)を試してみましたが、頭がぼーっとして仕事に支障があったのでそれはすぐにやめました。

さらに先生から「根本的な改善となれば心療内科への通院も考えなければならない」と言われたので、メンタルの不調も大きな要因なのだと思います。(結局心療内科までは通院しませんでした)

 

僕の場合、緊張状態やストレスが続いた後でほっと一息入った時に発作が出ます。

発作については、先ほど言った通りまず左右の目のどちらかの目の視界が欠けます。

「あ、きた」と思ったら必ず来ます。

 

視界が欠けてからしばらくすると時間をかけてゆっくり上の絵のギザギザが見えてきます。

ギザギザは最初はっきりとした形ではないのですがMAXになったらくっきりと上の絵のやつが現れます。

そして、その後ギザギザは視界の外側にゆっくりと移動して消えていきます。

 

すると、目がおかしくなった側と反対側の側頭部に頭痛を感じ始めます。

こめかみの奥というか目の奥というか、そんな感じで必ず反対側の頭が痛くなります。必ずです。

この頭痛は、最初は軽いものなのですが、少しずつ少しずつ(脈打つごとにという感じ)強くなってきます。

ピーク時は本当に「死んだ方がまし」というくらいに強烈な頭痛が続き、頭の痛さによるストレスで吐き気をもよおします。

これが3時間くらい続いたこともあります。

そして、ピークを抜けるとかなりゆっくりですが、徐々に徐々に頭痛が弱まっていき消えていくという感じです。

 

この一連のローテが全部で5時間くらいだったりするので本当に精神を削り取ってきます。

ですから、前兆で視界が欠けたときは普通に鳥肌が経つくらいにストレスを感じます。

前兆には前兆がないので、本当にいきなり視界が欠けます。

昔は病院の先生に「痛み止めの薬を飲んで安静にしているしかない」と言われて実践していたのですが、僕の場合じっとしていると頭痛は必ずピークまで痛くなります。

 

僕の場合はという話ではありますが。

対処法

で、約20年間で培った経験として、僕なりの対処法をご紹介したいと思います。

皆さんに通用するかはわかりませんが、対処法もなく絶望している方は試してみても良いかと思います。

 

僕の場合は、前兆が来たらすぐに痛み止めの薬を飲んで、冷凍庫に入っている小さい保冷剤を4個ほどスポーツタオルに入れ込んで頭が痛くなる方(視界がおかしくなった側の反対側)のこめかみあたりに保冷剤がくるように頭に巻きます。バンダナを巻く感じでです。

そして、横になったりしないで、頭のことは無視して体を起こして何か作業をし続けます。

視界不良の中で作業し続けるというのもかなりストレスですが、先の苦しみを考えたら夜中でも早朝でも横にならずにそうします。

閃輝暗点が解けて弱い頭痛を感じるようになっても、無視して作業し続けます。

本を読むとかでも良いです。タイピングなどでも良いです。何か気が紛れることをひたすらです。

すると大抵、頭痛は強烈な痛みに変わらずやり過ごすことができます。

 

油断していると追っかけで強くなってくることもあるので、早合点せずに頭痛が治っていくのしっかりと感じるまで軽作業を続けてください。

それと、強めの運動や風呂に入るなどは逆効果でした。タバコもやめておいた方が良いと思います。

 

ただ、保冷剤や痛み止めについては、前兆になったタイミングや環境によっては用意できないこともあると思いますが、そんな時は「忙しなく作業し続ける」だけでもいくらかマシです。

その後「あ、もう絶対にこれ以上悪くならない」と確信に変わったら速やかに休みましょう。

僕の場合は、発作の後必ず眠くなります。あくびが出まくります。

 

僕はこのように偏頭痛と付き合い続けています。

発作のタイミングは本当に読めないので、半年くらいならなかった時もあれば1日に2回なることもありました。

僕はかなり熟練の偏頭痛持ちだとは思いますので、同じ苦しみをお持ちの方の役に立てれば幸いです。

ネット調べでは、

50代くらいで自然に治る

と書いてありましたが、できれば明日にでも治ってほしいものです。

 

豆知識ですが、芥川龍之介や三国志の曹操、アインシュタインも偏頭痛だったという話です。

少し救われた気がしませんか?笑

対処法については経験則ではありますが参考にしてみてください。


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